ブログを書きたいけど初めてだし、書き方がイマイチわからない。どうやって考えて書けばいいんだろう? 読んでもらえるブログ記事の書き方ってあるのかな?
そんな悩みを持っている初心者も多いかと思います。ブログ書き始めはなにを考えて、どうやって書いていけばいいのかわからないですよね。
ブログ記事を書く際に、初心者が注意して考慮しておくべきポイントは主に2つあります。
- 読者の心理を知ること
- 読者の目線で考えること
- スマホでの読みやすさを考えること
これらのポイントに焦点を当てて記事を作成することで、読みやすくて伝わりやすいブログ記事が書けるようになります。
今回は、上記のポイントをより細かく説明して、初心者が知っておくべき読まれる記事に共通する10の鉄則とテクニックをご紹介します。ブログ記事を書き始める前に知っておくことで、初心者でも成功への道を切り開くことができます。
記事の内容は「ニーズ×専門性×オリジナリティ」で考える
ニーズとは、読者が求める情報や解決策です。まずは、ターゲットとなる読者が何を求めているのかを理解しましょう。
次に、あなたの専門性や経験を活かして、読者のニーズに応える記事を作成します。そして、オリジナリティを加えることで、他の記事と差別化を図り、読者へ新しい価値を提供することができます。
例えば、独自の視点や体験談を盛り込むことで、オリジナリティを高めることができます。
こうやって吹き出しで一言、自分ならではの言葉を入れておくのもオリジナリティだね。
最初は難しいかもしれませんが、「ニーズ×専門性×オリジナリティ」の3点が重なった部分を考えて書くことが、成功への道になります。
タイトルは重要!内容が一目でわかる惹きつけるタイトルを考える
タイトルは読者にとって最初の印象を決める要素です。検索結果やSNSシェアされた記事を目にした瞬間に読者は「これは自分に必要な情報か?」と判断します。
そのため、記事内容が瞬時にわかるタイトルになっているか、重要なキーワードが含まれているか、とても重要です。
さらに数字や具体的な事例を用いることで、具体性を高め、読者の関心を引くことができます。
すぐに書かず、リサーチと構成に時間をかける
読まれる記事にするためには、記事をすぐに書き始めるまえに、まずはリサーチや下準備が大切です。
- どんな読者(ターゲット)が読んでいるか
- 読者はどんな情報(ニーズ)を欲しているか
- 競合ブログや同ジャンルはどんな記事内容を書いているか
- 検索上位になっているブログの記事はどんな内容か
- 伝わりやすい構成になっているか
- 読者が求めているニーズは満たせているのか
リサーチでは、上記のような内容を探しつつ、最新の情報や信頼性のあるデータを収集し、記事の信憑性を高めます。また、構成に時間をかけることで、記事の構成を段階的に進めることで、読者が理解しやすい記事を作り出すことが可能になります。
大勢ではなく、特定の一人の読者に向けて書く
具体的な人物像をイメージし、その人に向けて文章を書くことで、親しみやすいトーンや表現が生まれます。
具体的な人のイメージがしづらい場合、「自分の身近な人」や「自分の過去に照らし合わせる」など、リアルにイメージできる特定のひとりを想像して書いていきます。
なぜ特定の一人に書いた方が良いかというと、特定の「あなた(読者)」に対して伝えたい事を伝えていると「自分に語りかけてくれているような感覚」になり、記事を読み進めてくれる心理が働きます。
「あれ?これって私のことを言っているのかな?」ってなる瞬間ありますよね。そんな記事があったら没入して読んじゃうよね。
伝えたいポイントは1記事につき1つに絞る
伝えたいポイントが多すぎると、読者は混乱し、メッセージが伝わりにくくなります。
1つのポイントに絞り、その周辺の情報や具体例を用いて、理解しやすく伝えましょう。また、関連する別のポイントがあれば、別の記事としてリンクを貼ることで、1つのポイントに集中させて読ませましょう。
全文を読まれないことを想定し、「結論」から書く
「結論」から書くことで、読者が記事の要点をすぐに把握できます。
要点がすぐに把握できると、読者はそのあとの内容を読むかどうか、自分が求めている情報かどうか、の判断が早い段階できるので、読者の興味を引きつけ、全文を読む意欲を高める効果もあります。
その後、詳細な説明や背景情報を付け加えることで、記事全体の理解が深まります。
自分が読者だと思って考えてみると、やっぱり記事は全文読んでいることは少ないよね。。
見出しと小見出しで情報を整理・構成する
見出しと小見出しを活用して情報を整理し、記事の構成をわかりやすくしましょう。これにより、読者が興味を持ったポイントに簡単に見つけることができます。
文字がブワーっと書かれている記事が時々ありますが、絶対読まれません。見出しを使って整えてあげましょう。
具体的には、大見出し、中見出し、小見出しの順にフォントサイズを変えたり、装飾を使い分けることが有効です。
また、SEO対策としても見出しにはキーワードを含めることは効果的です。さらに、見出しのレベルを明確に区別することで、記事の階層構造が理解しやすくなります。
スマホでの読みやすさを重視して、短い文と多めの改行
ブログのジャンルによりますが、現在ではスマホからブログを閲覧するユーザーが圧倒的に多いです。
スマホの画面サイズを考慮し、短い文と多めの改行で文章を構成しましょう。文章が多くなってしまうと「読む気がなくなってしまう」「読むのが疲れる」となり読者が離脱してしまう原因になってしまいます。
できる限り短い文に区切るように意識すると良いです。
中学生でも理解できる文章にする
読者層を広げるために、中学生でも理解できるシンプルな文章を心がけましょう。
難しい専門用語や複雑な表現は避け、簡潔で分かりやすい言葉を使いましょう。例えば、文章中に登場する用語の説明や、具体的な例を用いて説明することで、幅広い読者にわかりやすい事となります。
読んでいて飽きさせない工夫をする
読みやすさを向上させるために、段落の構成を工夫し、適切なフォントサイズや行間を工夫しましょう。
また、文章だけではなく、リスト形式や箇条書きを活用して、情報の見やすさを高めることができます。さらに、説明に図や表を用いることで、視覚的にも理解しやすくなります。
- ポイントを伝えたい場合は、文字サイズを大きくする・太くする・色を変えるなど
- 図や写真などを入れて視覚的にわかりやすく
- 表やリストを入れることで情報を見やすく伝える
などが、すぐにできるテクニックです。
「これ」「それ」「この」「その」はなるべく控える
文章内で「これ」「それ」「この」「その」のような指示語を多用すると、読者にとって何を指しているのかわかりにくくなります。
そのため、具体的な名詞を繰り返すことで、文の意味を明確に伝えるようにしましょう。ただし、単調にならないように、同じ言葉の代わりに同義語や言い換えを活用します。このアプローチにより、読者は文章の流れをスムーズに追えるようになり、理解しやすい内容が生まれます。
例えば、 「このスマートフォンは、それよりも高性能で、この価格帯では最もおすすめです。」と書かれているより「iPhone 14は、iPhone12よりも高性能で、中価格帯のスマートフォンでは最もおすすめです。」
この例では、指示語「この」と「それ」を具体的な名詞「iPhone 14」と「iPhone 12」に置き換えることで、文の意味がより明確に伝わります。また、同じ言葉が繰り返されないように、「スマートフォン」の代わりに「中価格帯のスマートフォン」と言い換えて、文章の単調さを防いでいます。
同じ単語や語尾の繰り返しを避ける
人は、名詞や固有名詞を繰り返し続いてしまうと、文章が押し付けがましくなり、ユーザーの「読み進めたい気持ち」を削がれり、飽きてしまう原因になってしまいます。
文章が単調にならないよう、同じ単語や語尾の繰り返しを避け、類義語や異なる表現を使いましょう。これにより、読者の興味を維持し、文章のバリエーションが豊かになります。