Pinterest(ピンタレスト)をはじめてみたけど、いまいちブログへの流入や、ピンのインプレッションが増えていかない。効果的にPinterestから集客できるコツはないかな?
そんなPinterest(ピンタレスト)の活用方法に悩んでいる方に向けて、インプレッション数最大1日35万、ブログへの流入1日1,200PVを獲得するまでに取り組んだポイントを解説します。
決して、難しいことをやっていたわけではないので、ぜひブログ運営している方は試してみてください。Pinterestからのブログへの流入はアクセス数を稼ぐには、非常に有効的な方法の1つです!
この記事のテーマは、
- Pinterestを使って短期間でブログのPV数を上げることができる
- 認知を広げることができるので、新規ユーザー(新規読者)に届けることができる
- ブログを始めたてでアクセス数が少ないからSNS流入を考えている
別ブログではありますが、Pinterestをゼロからきちんと運用しはじめて約1年が経過しました。そのデータを元に本記事は作成しています。
Pinterest内でのインプレッション(表示回数)は1日で最大約35万回を記録しました。さらにそこからピンをクリックして、ブログへ流入してくれるユーザーは最大約1,200人でした。
現在では、日によって前後しますが1日にPinterstからアクセスが1,000PV前後を推移しながら閲覧していただいています。SEO対策や記事を制作して1,000PVを集めるのは少し大変なので、Pinterestからのアクセスは大きいですね!
本記事は、上記のように実際に検証や実験したデータを元に、Pinterestからブログへの流入に繋がったポイントを紹介するよ。先に伝えておくと、Pinterestは即効性はないため数日程度だと効果は感じづらいので、数ヶ月かけてじわじわとインプレッションとPVを上げていくよ。
Pinterestの基本と活用方法を理解する
Pinterestはビジュアル重視のSNSにイメージがありますが、創業者は「アイデアを画像や動画で検索できるビジュアル画像探索エンジン」ということをおっしゃっています。
感覚的には、ビジュアルから目的の情報を探すといった意味合いから「Googleの画像検索」と似ています。Pinterestの創設者ピン・セルバーマンは元グーグルの社員だったいうことで、Googleらしい思想がPinterestに入っているんじゃないかということです。
もちろんGoogleとPinterestはまったく別ものサービスですが、似ているところがあります。かつGoogleには独自のアルゴリズムによって検索順位が変わってくるように、Pinterestもアルゴリズムがあります。
このPinterestのアルゴリズムを理解することで、さまざまなユーザーに広く届ける、ピンの表示回数を増やすことが可能になります。すべては解明できていませんが、自分ならではのポイントを本記事では紹介していきます。
ピンタレスト×ブログの相乗効果を上げるために「ビジネスアカウント」に切り替える
まずはPinterestとブログを連携させるために、個人アカウントを「ビジネスアカウント」に切り替えします。すでにお持ちの個人アカウントを切り替えることができるので、作り直す必要はありません。(新規で作る場合は、「ビジネスアカウント」から作成ください。)
ビジネスアカウントに切り替えても、いままに貯めてきたピンや情報などはすべて引き継がれるので、データが消えるなどの心配はありません。
ビジネスアカウントに切り替えることで、ウェブサイト/ブログを登録することができるので、お手持ちのブログを必ず登録しましょう。登録ができたら、下準備は完了です。
魅力的な画像で目を引くピンを作成
PinterestはビジュアルでコミュケーションをするSNSです。なので、当然ですが魅力的な画像を作り出すことが前提になります。
「魅力的な画像」といって、さまざまな考え方がありますが、今回は「ブログへの流入を考えた場合の、魅力的な画像とは」を考えてみましょう。
- 一覧に並んでいる状態でも、どんな内容の画像かわかる
- 画像の比率は公式が推奨としている、横1,000×縦1,500pxの縦長で、2:3の比率となっている
- 埋もれやすい画像・内容になっていないか
最低限守っておきたいルールは上記の3点になります。
デザインに関しては、いろんな手法があり、広いと思うので今回の記事では割愛します。
ただし、デザインのセンスに自信がない人は、「Canva Pro」というサービスを利用してみてください。「Canva」とは初心者でも簡単に画像を作ることができ、編集も可能なデザインツールになります。テンプレートも多く用意されているので、ぜひCanvaの利用も考えてみてください。
発信の頻度が高いアクティブユーザーを優遇している
Pinterestは発信頻度が高いアクティブなユーザーを優遇して、多くの表示したり、上位で表示するようになっています。
発信頻度とは、毎日オリジナルのピンを作成して登録しているか、他のユーザーのピンを保存(リピン)しているかなどの活動を1つの指標として評価しています。発信頻度や活動頻度が重要視される理由は、新しいアカウントの内容や特徴がまだよくわからないためです。その結果、他のユーザーにおすすめしにくく、レコメンドも難しい状況になります。これが、新規登録直後のアカウントが拡散に繋がりにくい理由です。
毎日発信することで、Pinterest側に認知され、少しづつに他のユーザーのタイムラインに表示されるようになってきます。認知されるまでに時間がかかってしまうため、Pinterestには即効性がないといった理由はこのようなことになります。
毎日オリジナルのピンを登録するなど、活動的なアカウントになることで、インプレッション数は必ず上がっていくので続けていくことが非常に大切です!
Pinterestに認知されるために必要なポイント
Pinterestに認知されるために、個人的には、以下のような条件をクリアしなければならないと思っています。
- ビジネスアカウントの登録とサイト登録は必須項目
- ビジネスアカウントに切り替えてから最小3ヶ月は低迷気味(3ヶ月以上は必ず継続する)
- 毎日ピンを投稿する、2日に一回投稿するなど、投稿ペースをできるだけ整える
- 投稿するピンを500個ぐらいから手応えを感じる
それにもかかわらず、毎日画像を作成し続けることは少し大変です。そこで、ピンを複数作成するテクニックやコツ、ピンの保存方法などを以下でご紹介します。
1記事に対し、複数パターンをピン画像を作成する
まずは、Pinterestからの流入を狙いたい1つの記事に対して、複数枚のピン画像を作成します。
上記作例では、5枚のピン画像を作成していますが、5枚以上であってもOKです。
作成する目的は、さきほどにも記載しているように「毎日投稿できる」「多くのユーザーにリーチできる」「どんなデザインがユーザーの反応が良いか検証できる」「ブログへの流入機械を増やすことができる」が大きな目的となっています。
Pinterestのサービスは画像検索エンジンなので、新しい画像が増えることを求めています。
ピン画像のレパートリーやパターンが出てこない場合のヒント
複数の画像を作成しようと思っていても、どんなデザインで作成すれば良いか悩ましいです。そんなパターンを作成する際のヒントをお伝えします。
- 基本的なピン画像内に掲載するタイトルや文言は同じとして、
- 背景を画像にしてみる
- 半分を画像、半分をテキストエリアのレイアウトにしてみる
- イラストを変更して数パターン作成する
- 要素のレイアウトは同じで、背景色などの配色を変えてみる
など、ピン画像を作るのが慣れてくれば、パターンを作成するアイディアは自分なりに増えてきます。最初は画像作るのがしんどいかもしれませんが、何枚も作成すれば、自分なりの型ができてきます。それまでは、上記のアイディアを元にぜひ作成してみてください。
1カテゴリーに対し、細分化した複数のボードを作る
ピン画像ができたら、次は、保存先のボードに付いて考えていきます。
たとえば「ブログ」をテーマにしているボードを作成したかったら「ブログ」というボードでまとめるのではなく、「ブログ」をさらに細分化したボードを複数作成するべきです。
「ブログ」をテーマにしたい場合→「SEO関連」「クリエイティブ」「マーケティング」「ライティング」など細かく設定します。もちろん「ブログ」という大カテゴリーのボードを作成しておいても良いです。
なぜボードを細分化させるか目的は、「多くのユーザーにリーチできる」「キーワード検索でより多くのキーワードで引っかかるように」が目的になります。
1つの画像を複数のボードに登録する
ピン画像とボードを作成できたら、さっそくピン画像を登録していきましょう。
1つのピン画像に対して、複数のボードに登録を行います。
かつ登録する際の注意点は、ピン画像のディスクリプション(説明文)をきちんと記載することです。
ピン画像のディスクリプション
ピン画像のディスクリプションとは、上記赤枠の説明文を記載するエリアです。このエリアは、必ずリンク先の情報「記事タイトル」「要点」「リンク先」を記載するようにしましょう。
ここが空でピンを登録してしまうと、ピンのクリック反応率やキーワード検索表示などに大きく変わってきます。
「どんなキーワード」で流入や表示を狙っているか意識して、記入しましょう!
複数のボートに簡単に登録する方法
ピンを登録保存する際、画像の右上に三点リーダー「・・・」のメニューがあります。メニュー内に「複製する」という項目があるので、選択することでピンを複製することができ、複数ボードに簡単に登録することが可能になります。
ちなみに、Pinterestは非常に便利で、同じ画像や情報を複数のボードに登録しても、それらがすべて別々の画像として登録されるわけではなく、同じ1つの画像として扱われます。
このように複数のボードに、ピン画像が登録できれば完了です。
スパム認定されないために
たくさんのピン画像を登録した方が良いとお伝えしましたが『やりすぎ』には注意してください。
短期間・短時間に大量の画像を登録するとPinterest側にスパム認定され、ピンが表示されなくなってしまったり、最悪アカウントが停止や削除といった事態になります。
- 1日50個以上のピン画像の登録はしない
- 同じ画像を10個以上のボードに同時に登録しない
- リピンする場合は、一日に50個以上はリピンしない
公式のガイドラインなどがないのですが、個人的なルールとしては上記のように『やりすぎ』ないように徹底していました。
アカウントが停止されたら、元も子もないよね・・
まとめ
- ビジュアル中心のSNSであるPinterestでは、魅力的なデザインのピン画像がユーザーに刺さる
- 複数の画像を作成したり、ピンを作成することで、ユーザーとの接点を増やす
- 短期間では成果がなかなか見えづらいが、継続していれば必ず結果がでてくる
Pinterestにも「ピンパズ」という短期間に表示回数が急上昇するバズが起こります。そういったラッキーがあれば、短期間に成果が出る可能性がありますが、なかなか狙ってバズらせることが難しいと思っています。
これからまたPinterestを継続して、わかったことがあれば随時記事にしていきたいと思います。